学校日誌

2015年3月の記事一覧

☆本当の春、到来!

 県立高校の合格発表が、16日正午から行われ、Ⅰ期試験ですでに内定をいただいていた3名に加え、Ⅱ期試験受検の1名も無事合格証を手にすることができ、本校3年生4名全員の進路が正式に決まりました。
 4名の3年生は17日にそろって学校を訪れ、合格を報告してくれました。

 3年生の1人は、「西山中生のすばらしさを(入学する)高校のみんなにわかってもらえるようにがんばりたいです。」と述べました。また、別の生徒は、後輩へのアドバイスとして、「受験の勉強は本当に大変です。後半になると焦ってくるので、早めに勉強をはじめるに越したことはありません。絶対にやっていた芳がいいです。勉強嫌いの僕が言うのだから間違いありません。」と語っていました。1,2年生のみなさんもこれらの言葉をしっかりと受け止めて、がんばってほしいと思います。
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☆西山旅行プラン・モニターツアー行われる!!

3月14日(土)県主催の こども「ふるさと福島」魅力発掘コンテスト 受賞団体の旅行プラン検証のためのモニターツアーが、西山地区を中心に行われました。
当日は、JTBの募集に応じて県内各所より集まった16名と、西山中学校の1、2年生12名と教員らが参加しました。

西山中生が提案したプランには、地熱発電所の見学や温泉掘り体験なども含まれていましたが、積雪等で実施できない代わりに、プレゼンテーションで西山の魅力を紹介しました。
上の写真は西山が映画「ジヌよさらば」の撮影地になったことを紹介しているところ。

写真左上は、斎藤清画伯の描いた西山の風景の紹介。写真右上は、西山の観光スポットの紹介の様子。

「見どころ紹介」の後は、西山中生徒開発の「ひしストラップ」づくりを体験していただきました。中学生がツアー参加者の間に入って、作り方を伝授します。
子どもさんも、男性の方も、みなさん上手に自分だけのオリジナルストラップを完成させていました。

学校での交流後は、地元の旅館中の湯さん、滝の湯旅館さんに分かれて、柳津ならではの食を堪能。中の湯さんでは、山菜料理や名物の鯉のうま煮が、滝の湯さんでは、カツの下にふっくら卵焼きを敷いた、柳津ソースカツ丼が振る舞われました。

また、各旅館では、温泉入浴も体験。1つの旅館でも、風呂によって源泉が違い、お湯の感触が違うなど、豊かな西山のいで湯を堪能しました。
参加者の1人は「近い場所でいろいろな温泉が楽しめる。他の人にも紹介したい。」と話していました。
さらに西山の知名度が高まることを期待します。
また、冬期間のため、各みどころの見学等はできませんでしたが、冬も夏の変わらない「西山中生のよさ」は、参加された皆様にご理解いただけたのではないかと思います。
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☆生徒たちが、また新たなステージに! 第68回卒業式挙行

3月13日(金)第68回目の卒業証書授与式を挙行しました。

本年度の卒業生は4名。式には1人ひとりの生徒が、3年間のいろいろな出来事や感動を胸に、祝辞や送辞、答辞をかみしめながら、義務教育の集大成にふさわしいしっかりとした態度で式に臨みました。
また、1、2年生も西山中学校の伝統を引き継ぐ者としてふさわしい態度と、卒業生への感謝の気持ちを込めた式歌等で参加することができ、感動的な卒業式となりました。

生徒の送辞(写真左)と答辞(写真右)の様子。送辞では、今までの3年との思い出に、涙で言葉をつまらせる場面もあり、会場の涙を誘いました。

校長式辞より抜粋
二瓶雄人くん 身体を動かすことが好きで、様々な活動に率先して取り組んでくれました。
鈴木義樹くん しっかりした考えを持ち、それを貫く強さを持っていました。
杉原正晃くん どんなことにも気を抜かず、常に自分の力を尽くすひたむきさがありました。
鈴木優杏さん 女子のリーダーとして、力強くみんなを導いてくれました。
皆さんは、西山中学校の顔として、陸上やバドミントンのみならず、様々な分野で西山ブランドを確立してくれました。特に、西山中学校が今年度目指してきたアントレプレナー教育、起業家教育では、地域の魅力を発掘、発信しようと積極的に取り組み、地域の消えつつある伝統から「ひしストラップ」を開発しました。この取り組みは、県内でも大きな注目を浴び、今では地域の民芸品として認められつつあります。こうした取り組みは、県内でも大きな注目を浴び、今では地域の民芸品として認められつつあります。こうした取り組みが、どれだけ地域を活性化し、勇気づけてくれたかわかりません。皆さんの活動は、単なる学校での活動にとどまらず、地域をも動かす力となったのです。

見送りは校舎内で行われ、玄関では在校生から卒業生へのエールが贈られました。
そして、卒業生からも返礼のエールが行われ、最後まで感動的な卒業式でした。
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☆葛尾村のみなさんより贈り物が届きました☆

2011年の東日本大震災当時、西山の温泉旅館等に避難されていた葛尾村の方々が、皆で作ったという美しい折り紙細工を寄贈してくださいました。

葛尾村の皆さんは、今なお三春町の仮設住宅での生活を送っていらっしゃいますが、その仮設住宅で、皆で作られたそうです。ちょうど翌日は3月3日。学校に雛飾りはありませんので、その代わりという気持ちも含めて、玄関先に飾らせていただきました。早速女子生徒たちが集まって鑑賞しています。
また、葛尾村のみなさんは、先日西山の旅館さんに来られた際に、西山中学校開発の「ひしストラップ」も買ってくれたそうです。それぞれの手作り品の交流によって、それぞれの場所で「がんばっている」人々の努力が伝わり、活力となっていくことを期待したいと思います。
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☆もうすぐ卒業を実感!☆予行☆同窓会入会式等を実施☆

3月2日(月)卒業式予行練習・同窓会入会式・生徒会功労賞表彰式を執り行いました。
3年生はこの日の予行までに学級で3回の練習を行った上で臨みました。

わずかな練習回数でしたが、3年生はどの生徒も姿勢よく、また、動き方もよく把握しており、スムーズに予行が進んでいきました。

1・2年生も真剣な態度で臨んでおり、椅子に座る姿勢もしっかりしたものです。
今のところの心配は式歌や全校合唱です。音楽室での練習の際は大きく感じる歌声も、体育館に行くと、人数が少ないため、小さく聞こえてしまいます。そうすると、ますます声を出すことにためらいが出てきて、さらに小さな声になってしまいます。
卒業式まであと7日の登校日の中でどこまで高められるか、今後の取り組みを期待します。
3月2日当日は、卒業式予行後に、同窓会入会式および生徒会功労賞表彰式も行いました。

同窓会長の 猪股 勝 様 、PTA会長の 渡部 恭央 様 よりそれぞれお話をいただき、代表生徒に記念品が授与されました。
記念品を受け取った3年生の代表生徒は、「今まで生徒会などでがんばったことがこの賞に結びついていると思います。これからも1、2年生のみなさんに伝統を引き継いで、盛り上げてほしい。」と話していました。

こちらは、卒業生が式当日につける胸章です。
先日柳津町老人クラブ女性部の方よりご寄贈いただきました。
子どもたちは、毎年、このように手作りの心のこもった胸章をつけて式に臨みます。
緊張する式において、手作りの暖かさがひそやかな励ましとなることと思います。
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