学校日誌

2015年2月の記事一覧

☆西山中「3年生を送る会」が行われました!

2月24日(火)、西山中学校では「3年生を送る会」を行いました。

学校によっては、行事削減により「3年生を送る会」が無くなってしまったところも多いのですが、西山中学校では少人数を生かして全員による「手作り感」の強い「3年生を送る会」が続けられています。

この日の送る会では、前半は音楽室でクイズ等のゲームや思い出のスライドショーの鑑賞、合唱(YELL)などを行い、後半は体育館でバスケットボールを行いました。
上の写真左は「美術班」の作成した、ちぎり絵による3年生4人と、担任、学年主任の先生の似顔絵です。写真右はクイズの様子です。

こちらの写真は「伝言ゲーム」の様子。「山田君は月曜日にワカサギを釣り、火曜日にフナを釣り、水曜日にヤマメを釣り、木曜日にイワナを釣り、金曜日に水槽を買い、土日で水族館をつくりました。」という文を最初の人が暗記し、次々に伝えていきます。最後の人に伝えるうちに、魚の順番がまちまちになったり、「土曜日は水槽に水を入れました。」になったりなど、話しが変わっていく様子を楽しみました。

後半のバスケットボールでは、これまで、昼休みなどに鍛えた成果を生かし、華麗なプレーを見せてくれた3年生。圧倒的な強さに、2年生はMr.Steven Silbertを助っ人として投入するも、なかなか点をとらせてもらえませんでした。

写真左は在校生から3年生へ記念品贈呈の様子。写真右は、3年生が先生方1人1人に色紙を手渡している様子です。
これまでの2年間「送る側」だった3年生ですが、はじめて「送られる側」に立ち、あらためて時の流れの早さを感るとともに、卒業への実感を強めました。
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☆ひしストラップ☆ 冬まつりで販売開始!!

地域の方々のご協力を得て、量産化の道筋ができた「ひしストラップ」ですが、2月7日(土)・8日(日)に行われた「やないづ冬まつり」において、初の販売活動を行いました。

まずは、開会式で、特別にPRの時間を設けていただき、会場に集まったみなさんに「ひしストラップ」開発の経緯・御利益等について披露しました。(写真左)
その後、ほっとinやないづ内「民話の部屋」コーナーに販売ブースを設けていただき、販売を開始しました。

当初はおとなしくお客さんが買ってくれるのを待っていた生徒たちですが、「これ、持って行って販売してきていいですか!?」と、搬入時に持って行った箱のふたにストラップを入れ、屋外に販売に出て行ってしまいました。・・・しばらくして、付き添っていた教員が「もうすぐ無くなりそうなんです。補給します。」と言ってもどってきました。「本当にそんなに売れてるの?」と確かめるべく、様子を見に行くと、次々と会場のお客さんに声をかけるたくましい生徒の姿が!
(つい、昔流行った、晩ご飯を突然もらいにいくテレビ番組を思い出してしまいました。)

なんと、町長さんをはじめ、衆議院議員さんや、来賓としておいでになっていた元栃東関の玉ノ井親方にも声をかけ、2個、3個と買っていただきました。この取り組みは、翌日の民報新聞にも大きく掲載されましたが、この記事は会津版ではなく、全県版であったことにも驚きました。
結果、120個もの「ひしストラップ」を売り上げ、80個を清柳苑に販売委託することができました。子どもたちにとって、自分たちの活動を多くの方々が支えて下さることを実感でき、大きな達成感と自信を得ることができました。
あらためて、購買、および生産にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
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☆雪国の楽しみ!そのⅡ「西山中スキー教室」

西山中学校では、2月6日(金)、1・2年生(+教頭)を対象に金山スキー場において、「スキー教室」を実施しました。

当日は雪が降ったり止んだりと、あまりよい天気とは言えませんでしたが、さすが西山の子どもたち、滑り下りてはまたすぐリフトに向かい、何度も滑走を楽しんでいました。

子どもたちは学年や男女で3つのグループに分かれ、それぞれのレベルに合わせてコースを選んで練習したので、無理なくスキルアップできたことと思います。

写真左:このチームには教頭先生もいたはずですが・・・姿が見えません。どうしたのでしょう?
写真右:何事にも果敢に挑戦する2年女子。「男子に負けていられるか!」と男子と同じコースにも挑戦しました。

写真左:片足を上げたポーズも余裕の1年生。
写真右:いろいろな雪の楽しみ方を試しています。

2年生男子も1年生に負けず「ハイ、ポーズ!」と思ったら・・・!
さすが、いい演出をしてくれますね~。
4日の雪像作りに続き、雪国の醍醐味を味わった行事となりました。
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☆冬祭りが楽しみ~雪像製作~

2月7日(土)~8日(日)にかけて「道の駅やないづ」等を会場として行われる「やないづ冬まつり」に向け、4日(水)午後より、西山中1・2年生と柳津中2年生が合同で雪像製作を行いました。

写真左は、美術担当の半沢先生から製作時のポイントをお話いただいている様子です。
写真右は、メイン会場の大雪像。こちらは中学生ではなく、町の大人の方々の手によるもの。建設関係のお仕事に携わる方々も参画しており、「さすがプロの技」という感じです。
後ろの壁面は空洞になっており、中に入ることもできるみたいですよ。

最初は、写真のように、あらかじめ約1m×1m×高さ2m程度の四角い雪柱が用意されています。ここに、美術の授業で考えたアイデアをショベルなどで下描きしていきます。

例年に比べ、雪質は柔らかく、崩れやすいとのことですが、小さなショベルなどではなかなか削るのが難しい固さです。スコップやのこぎりなど、削る場所に応じて様々な道具を使い分けて彫刻していきます。
外は寒いだろうと着込んでいきましたが、集中して削っていると、すぐに暑くなります。

最初のうちは「本当に設計図通りになるのだろうか?」と心配されましたが、作業が進んでくると、平面だった図が立体に現れてきて、イイ感じになってきました。

ふと考えると、「自然の雪さえも芸術にしてしまおうとする人間っておもしろい。」と思います。まさに雪国だからこそできる素敵な体験を楽しんだ時間でした。
週末の冬まつりが楽しみです。・・・・!  ここでお知らせです!! 

今年のやないづ冬まつりに、西山中学生企画・地域の方々製作の「ひしストラップ」を初出荷できることになりました!! お守りとして、または、インテリアとしても飾れる、なかなかおしゃれなデザインに仕上がっています。

「ひし」は地域の観音堂に、子どもの健やかな成長を願って古くから奉納されてきた民芸品です。今では、これを作る人も高齢化し、その由来などを知る人も少なりつつありました。そこで、「伝統文化を残す」「西山独自の土産物を開発する」「地域の方々との交流を深める」などを目的として、西山中と地域の方々がコラボし、「お守り兼装飾品」として「ひしストラップ」を開発しました。
手作り品のため、色や柄などの組み合わせは1つ1つ違い、同じものがありませんので、お気に入りの1点を見付けたならば、ぜひ購入お願いします。1つ500円程度で販売する予定です。なお、売上げ金は、材料・パッケージ代等を差し引いた上で、製作にご協力くださった地域の方々に還元します。
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