学校日誌

2014年11月の記事一覧

☆そば・温泉掘り☆西山中生地元ならではの体験!!

 11月17日(月)、西山中生はかねてより進めてきた「起業家教育」の一環として、地元の食および、西山でしかできないようなことを体験し、地域のよさをまとめ、発信する活動に活かすことを目的として、「そば試食・温泉掘り体験活動」を実施しました!!

☆なんと、おそばは、地元の名人 鈴木武彦さん が、当日の午前中打ったばかりの十割そば。それを地元の旅館さんに調理していただき、できたてをいただきました。
☆温泉掘りは、地元「中の湯旅館」の先代のご主人、原さんに、原さんが子どもの頃の川遊びの様子などをお話しいただくとともに、温泉掘りの方法、コツを教えていただきました。

 先週「みぞれ」の降った西山地区でしたが、17日(月)は晴天に恵まれ、屋外の活動も気持ちよく行うことができました。
 この日は、『子ども「ふるさと福島」魅力発掘コンテスト』での活動紹介用VTRの収録も兼ねて行いました。福島から専門の映像企画会社の方3名にお越しいただき、撮影を行いました。また、他地区ではなかなかできない活動の様子をTUFのカメラマンの方も取材に来て下さり、17日 18:15~のTUFのニュース「スイッチ」で放送されました。本格的な機材や撮影風景に、子どもたちの気分も盛り上がりました。

↑生徒会長がリポーター役として西山を紹介していく設定。
(写真左)「かむろば村」と西山の共通点を探るという撮影設定のため、「ジヌよさらば」の映画撮影でも使用された「ほでなす号」も参加してくれました。
(写真右)改めて食リポートの難しさを実感する生徒会長でした。(まだテイク2の写真)

↑おそばはもちろん(今まで食べた中で)最高!でしたが、さらに、おかずは、「旅館中の湯」さん・「滝の湯旅館」さんが連絡を取り合い、それぞれに考えてくださったメニュー。
あえて「えびなどは使わず、地元の食材にこだわった。」と語る滝の湯のご主人金子さん。
地元のなす、金山の赤カボチャ、そして饅頭の天ぷら。作りたての自家製温泉玉子。と、見事地元の食を伝え、見た目にも味も華やか!すばらしいチョイスはさすが西山の旅館さんです。次々に「おかわり」と手を挙げる中学生の姿は、わんこそばさながらでした。

↑なんと!この日の行事がスムーズに進むようにと、校長先生自ら、先遣隊として午前中より温泉掘りを進めていてくれました。(腰は大丈夫でしょうか?)
「足湯をつくろう」という想定でしたが、3年生はさすが手慣れたものです。あっという間にバスタブくらいにできあがっていきます。

↑ALTのMr.Steven Silbertも温泉掘りの応援に駆けつけてくれ、楽しんで下さいました。
さすがに11月中旬ということと、先週の冷たい雨の影響により、温泉はぬるめでしたが、隣に流れる冷たい川のとなりには温かい水がたまるという不思議な感覚はこの地ならではの体験です。
 今日の子どもたちの活動ぶりから、きっと今の中学生たちが大人になっても、地元のよさを将来に伝えてくれるだろうと思うことができました。
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☆渡部潤一先生講演会 盛況に開催しました!

 11月8日(土)西山中学校PTA創立65周年記念講演会として、国立天文台副台長の 渡部潤一先生 を講師にお招きし、講演会を開催いたしました。渡部潤一先生は会津高校卒業、東京大学理学部天文学科を経て、国立天文台教授・副台長となられました。
 天体ショーの折りにはテレビ番組の解説などでメディアに登場する機会も多く、日本で最も有名な天文学者の1人といえます。
 講演会当日は西山小学校体育館に約100人が集まりました。三春町や西白河郡よりいらっしゃった方もおりました。
 ご講演も、時にはユーモアを交え、聞く人を引きつけながら、天文学の概念、自らがこの道に入ったいきさつなどをお話しくださいました。

 少年の頃、専門家が予測した流星群が予測に反して見られずに終わったことをきっかけに、「専門家でも予測が外れるなら、自分でもできるかもしれないと思った。」とお話する渡部潤一先生。まさに講演のタイトル通り、「わからないことだらけの学問だから(だからこそおもしろい!)」ということを教えてくださいました。

 講演の後は校庭で星空観察。・・・といきたいところだったのですが、あいにくの曇り空で星は全く見えず・・・。それでも、渡部潤一先生には、今の時期に見ることができる星夜の解説などをしていただきました。ありがとうございました。
 この講演会をきっかけに、子どもたち・大人とも星空への興味を高めることができました。
 これからの時期、寒い思いが優先しがちではありますが、きれいな星空を見て気持ちを和ませたいと思います。
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西山小・中合同駅伝大会

11月5日(水)西山小・中合同駅伝大会を開催しました。

この合同駅伝大会は、小学生と中学生を会わせ、4つのチームに分かれて勝敗を競います。
小学校1年生からスタートし、中学校2・3年生がアンカーを務めます。
本年度第3回目を迎えた西山小・中学校合同駅伝大会は朝方0℃という寒さで、霧もたちこめていましたが、競技が始まるころには晴れ間が広がり、絶好のコンディションとなりました。

 ↑校庭に集合した児童生徒。この全員が走り、たすきを繋ぎます。

 ↑写真(左)はアップの様子。まだ霧がたちこめています。みんなのやる気で吹き飛ばそう!
  写真(右)は先導を務める山田先生。この日の朝は冷え込み、自宅から学校まで辛くこごえるような道のりでした。


 ↑小学生から中学生へ、たすきを繋ぎます。
  沿道では、要所要所にボランティアの地域の方に交通指導にあたっていただきました。
  また、多くの地元の人たちから温かい声援をいただきました。ありがとうございます!
  さすが!と驚いたのは、地域の方々の声援が、小学生から中学生まで「○○ちゃ~んがんばれー!」というように、「名字」ではなく全員の「名前」で呼んでいたことです。地域のまとまりを感じます。

 ↑写真(左)中学生のアンカーがゴールするシーン。
  写真(右)各区の区間賞の生徒が表彰を受けます。

 ↑最後は恒例の記念撮影。
  大会を振り返って、同じ班の小学生を中学生がやさしく面倒見る姿や、PTA、地域の方々の励ましなど、人々の温かい思いやりであふれる行事でした。また、地域の方々に見守られながら、子どもたちの健全な成長を確認することができました。今後もこの行事が末永く続くことを祈っています。
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