学校日誌

西山中学校

ザ、防災訓練!

 9月6日(土)かねてより進めてきた防災教育の集大成として、町の総合防災訓練とリンクした防災訓練を実施しました。今回は「釜石の奇跡」を念頭に「防災の担い手のひとりとして」をテーマに、訓練を実施しました。
 今回の訓練の主眼点は次の(1)~(5)です。
 (1) 小・中学生が率先避難者となること
   ① 避難時に「避難してください」と大きな声を出し、地域の方々に避難を促す
   ② 中学生が小さな子どもの手を引いて避難する
   ③ 地域の年配の方の避難を補助する
 (2) 避難所となった場合の避難所運営の補助をする
   ① 炊きだしの補助
   ② 炊きだし提供等の補助
 (3) 避難所での負傷者の手当てをすること
 (4) いざという時の消化要員の一員としての自覚を持つこと
 (5) 安全が確認された後の保護者へのスムーズな引き渡し
 どの生徒も自分の役割をしっかり認識し、ただ参加する避難訓練ではなく、「体験して身に付ける」避難訓練を実践することができました。

当日は天候にも恵まれ、県消防防災ヘリの救助訓練展示飛行、離着陸も行われました。



     子どもたち・地域の方の手を引いて避難誘導する西中生。


   柳津町赤十字奉仕団の方々の指導のもと「ハイゼックス袋」でご飯を炊きます。


 赤十字救急法指導員の方の指導のもと、三角巾を使った応急手当の方法や、患者の搬送方法を学びました。


 実際に燃える火を的に、本物の消化器で消火する貴重な体験を行いました。


             放水訓練では、消火栓の水圧を実感しました。


「ヘリに乗ってみたい!」と思った方もいらっしゃると思いますが、屋上からさらに30メートル近くつり上げられる気分は恐怖そのものです。救助隊の方の頼もしさと優しさが心にしみました。
柳津町出身の救助隊員の方より消防防災ヘリの説明をいただきました。
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