田中先生のワルシャワ通信
2017年9月20日 08時56分ワルシャワ日本人学校の田中先生から「ワルシャワ通信」が届きました。先生の任期も今年度いっぱい…。身体に気をつけて、いっぱいおみやげ話を持ってきて欲しいと思います。
最近ニュースで北朝鮮の問題をよく目にしますが、
8月1日は、ワルシャワ蜂起の日です。
ワルシャワ蜂起とは、
この蜂起は旧ソ連の呼びかけにポーランド国内軍が応じる形で17
ソ連もワルシャワ中心部のすぐそばまで侵攻していたのですが、
逆にイギリスやアメリカによる支援を妨害するような行動をとりま
そのため、火力で劣るポーランド軍は徐々に追い込まれ、
その後、ドイツはワルシャワを徹底的に破壊され、
そのことから、今でも8月1日の17時ちょうどには、
写真1はワルシャワ蜂起の記念碑、
8月15日はポーランド軍の日です。
第2次世界大戦からさかのぼること20年、
ポーランドは1795年から1918年までの123年間、
しかし、第1次世界大戦でドイツ・オーストリアが敗れ、
そして、分割前の領土を取り戻そうと、ソ連に侵攻します。
一時はウクライナのキエフを占領するなど大きく進撃しましたが、
しかし、
これは「ヴィスワ川の奇跡」と呼ばれています。
そのことを記念して8月15日はポーランド軍の日となっています
写真3は毎年行われるパレードの写真です。
そして、
その後9月17日には、ソ連軍がポーランドに侵攻します。
その結果10月1日までにドイツ軍とソ連軍はポーランドの全域を
そしてポーランド独立後20年で、
このように見ていくと、自国の平和と安全を守っていくことは、
それでも、戦争という形ではなく、
以上です。
日本はまだ残暑が厳しいかと思いますが、
また時期を見て通信をお送りします。