中学校関係

2015年4月の記事一覧

東大生との交流

東京大学・慶応義塾大学の学生との交流
 

さる3月31日に東京大学の学生5名と慶応義塾大学学生1名と柳津中学校、西山中学校等の交流会が開かれました。この会は、2年前から柳津町の活性化町づくり政策提言プロジェクトとして訪問されてきたリーダーの塙武郎 東京大学講師からの申し出で実現したものです。
 当日は各学校での離任式や教室移動作業が予定されていたため、柳津3名、西山4名の少ない参加でしたが、学生からは東大、慶大の入学試験に向けてどう取り組んだか、勉強にはどんな心構えで臨んだかなど、貴重な話が披露されました。
 いくつか心に残った言葉を紹介します。
 夢をかなえるのに必要なたった一つのこと、

それはモチベーション(動機づけ)
 「私は失敗しない。なぜなら成功するまでやめないからだ。

(たまごっちの開発者の言)
 「笑う門には福来る・・・笑っていられるから幸福になる。」          まず健康な体を
 「勉強もゲーム感覚で・・・60分のタイマーをかけ、鳴る前の問題を解く。」
 「目に見える形で、まず2週間分の目標を書いてかかげよう。」
 夢をかなえるもう一つの必要なこと、

○○ならお前が一番だよな・作戦」
 イチローには(松井とは違う)イチローにしかない強みがある。
 自分の強みを作る戦略をもとう・・・英語辞書のPの項目の言葉をがむしゃらに覚えたらあいつは先生より英語を知っている、と言われ                
 そうなると「よし!もっと努力しよう」という好循環になる。
 学年ビリだった自分が東大に入った
 中学で「夢なし」、成績も最悪、しかし『ドラゴン桜』という漫画に出会って「よし、自分も東大に行ってみたい」と思った。
 それからの勉強は、短い英文から覚える、難しい問題は解答を見ながら何度も解く、を重ねた。     

 肝心なのは「こうなりたいという夢」を持つこと。
 今の自分が大切にしている3つのこと
 私は予備校を経験して東大に入学した。その中で大切にしたのは、
  1 自分で考える、自分の言葉で表してみる
  2 「すごい」と思える自分のお手本を見つける
  3 遊ぶ時は思いっきり遊ぼう
 受験勉強に臨む前の「これはやっておこう」
  1 ちょうどよく頼る・頼られる人間関係を作ろう
  2 本や新聞を読んだり、人の話を聞きながら大事なところはどこか考えよう
  3 声に出して表現しながら大事なことを伝えよう
  4 難しい問題でめげないよう、勉強のスタイルを作ろう
 負けず嫌いになろう
 「悔しいから努力する」  負けてもものにあたらない、人にあたらない思考パターンを作る。
 「効率×時間=努力量」  たくさん練習してもうまくなるとは限らない、なかみ=効率が大切
 「常に目標、ハードルは高く」 これでいい、と思ったら終わり

 QA 中学生の質問に大学生が答えました

◇勉強のやる気が出ないときはどうしたらいいの?

  ⇒ とりあえず(やれそうなことを)やってみる。行動を起こす。

◇今年受験をするがどうしたら点数がとれるようになるの?

  ⇒ わからない問題を(自分だけで解こうとせず)教えてもらって 解き方を覚える。

    苦手な部分を(少しづつ)なくしていく。

  ⇒ 行きたい高校の過去問(これまでの高校の入試問題)を解いていく。何をするかの目標を持つ。

◇勉強が長続きしない。どうしたらのいいの?

  ⇒ 同じようなことを繰り返すのではなく、部分的に新しいものを考えて加えてみるといい。

  ⇒ 同じ教科などをずっと続けるのでなく、時間で区切って別の教科に取り組むとよい。

◇疲れた時のリフレッシュの方法は?

  ⇒ 自分は何をすれば勉強のことを忘れられるか方法を見つけ、まったく勉強に触れないようにするとよい。

  ⇒ スポーツで汗を流すのがよい。

 

最後に塙先生から  「東大生は何がちがう?」

  まず忍耐力、

そして、一度で話を聞きとる耳=集中力と
               理解力


                                文責 教育長