柳津町立柳津小学校
柳津町立柳津小学校
6年生は、1学期から西山小学校の6年生とZoomで継続的に交流をしています。
毎週木曜日の朝の活動の時間を使って、その日の予定や最近の出来事を気軽に話すなどして交流しています。
その結果、互いの親睦が深まり、合同修学旅行も打ち解けた雰囲気の中で楽しむことができました。
もうすぐ中学校に進学し一つのクラスになる両校の6年生たちですが、何の問題もなく仲良くスタートできることでしょう。
本時のめあては、「長さのくらべかたを考えよう」です。
子どもたちはグループでリボンの長さの比べ方を相談します。
発表時、前に出た子の操作の様子を担任が動画でディスプレイに映し、子どもたちに共有します。
動画なので、どのように操作したのか、その動きがとてもよく分かりました。
まとめをノートに書く際、担任がノートの写真をディスプレイに映し、どのマスに書くかを指示します。
こうすることにより、全員がノートの同じ位置に間違いなく書くことができました。
その後、習熟の時間にやることをディスプレイに映し、子どもたちにいつでも確認できるようにします。
学習の流れを把握したり、今自分のするべきことを確認したりすることができました。
本校では、道徳の意見交流をスクールタクトで行う学年が多いですが、6学年ではさらに一歩進んで、西山小との道徳合同意見交流を実践しました。
両校の担任が時間を合わせて道徳の授業を行い、時間を決めて両校同時に意見の書き込みを始めました。
すると、教室にはいない友だちの意見がリアルタイムでどんどん書き込まれます!
これにはみんなびっくり!
コメント交流がいつもより捗ります!
今まで体験したことのない、とてもエキサイティングな意見交流になったようです。
この授業は、「反転授業」で行いました。
1 本時の課題を事前に確認し、各自解き方を考えておく
2 教室でディスカッション
3 まとめ
4 多くの練習問題を解く
5 ルーブリックによる自己評価
事前に課題に対する自分の考えをまとめておくことにより、教室でしかできない子ども同士のディスカッションやみんなの考えをもとにしたまとめ、そして多くの練習問題を解くことに時間を割くことができるようになります。
授業風景
1 事前に考えた自分の考えを発表する
ポイントをまとめる
類似問題を解く
2 友達とディスカッション
3 まとめ
4 ロイロノートで送られてきたたくさんの練習問題を解く
5 スクールタクトのルーブリック機能による自己評価
本校では、本年度からiPadを持ち帰って家庭学習に活用するようにしています。今回6学年で行った「反転授業」も、学びの形の一つとして実施可能になりました。
本校では、西山小学校との交流を継続的に行ってきました。
各学年とも、西山小に行ったり本校に来ていただいたりして、楽しく交流してきました。
しかし、このコロナの影響でほとんどの交流ができなくなってしまいました。
そこで、直接的会って交流ができない代わりに、スクールタクトを使って画面上で交流することにしました。
本校の3・4年と西山小の3・4年で、自己紹介カードを使って交流しました。本校の子たちと西山小の子たちが互いにコメントを送り合い、画面上ではありますが楽しく交流する様子が見られました。
ここで有効だと感じたのは、スクールタクトのコメント欄の「引用返信機能」です。コメントに対する返信を書く際、誰のどのコメントに対する返信か分からなくなってしまうところですが、スクールタクトならそのようなことがありません。
両校の子どもたちは、この引用返信機能を活用して楽しく交流することができました。
外国語活動で学習した表現を使って児童同士で交流する際、普段なら教室を歩き回って出会った友だちと面と向かって交流させたいところです。
しかし、このコロナ禍ではそのような活動もままなりません。
そこで、スクールタクトを活用して交流することにしました。
本時のめあては「好きなものをたずねよう 好きなものをこたえよう」です。
まず、自分の考えた質問を動画で撮影し、スクールタクトの自分のキャンパスのコメント欄に添付して送信します。
次に、友だちのキャンパスの質問動画を視聴し、その返答をコメント欄に動画で撮影、添付し送信します。
子どもたちは、大変意欲的に活動に取り組みました。動画は撮影し直しがきくので、何度も言い直して納得のいく発音になるよう練習するなど、向上意欲も見られました。
以上の活動を通し、三密を避けることができただけでなく、限られた時間で効率的にたくさんの交流をすることができました。
直接顔を合わせて交流することが一番ではありますが、状況が収まるまではICTを活用したこのような工夫も有効であると考えます。
図を描くのに適したロイロノートスクールと、考えの共有に適したスクールタクトを組み合わせた授業を実践しました。
本時のめあては、「ひし形の面積の求め方を考えよう」です。
まず、ロイロノートで教科書のひし形の写真を撮り、自分の考えを書き込みます。
それをスクリーンショットし、トリミングした上でスクールタクトに貼り付けます。
スクールタクト上に自分の考えを式や言葉で書き込み、互いに閲覧し「いいね」を付けます。
出揃った考えを教師がディスプレイに一覧表示し、分類し、まとめていきます。
様々な考え方が出されましたが、みんな分かりやすく表現することができ、さらに効率的に共有することができました。
スクールタクトのルーブリック機能を活用し、学習カードのような使い方をしました。
NHK for School の「はりきり体育ノ介」でポイントを確認した後、めあてを提示しました。
本時のめあては、「強くふみ切ってとぼう」で、設定したルーブリック(評価基準)は、以下の通りです。
S評価 強くふみ切るのを5回以上できた
A評価 強くふみ切るのを3回できた
B評価 強くふみ切るのを1回できた
C評価 強くふみ切ろうとした
「強くふみ切る」とは、踏み切り板を「バン!」という音を立てて踏み切ることとし、判定は担任がすることにしました。
練習後、スクールタクトのルーブリックで自己評価と感想を記入させました。
導入でルーブリックを確認することによって、子どもたちはめあてを明確にして練習に取り組むことができました。
前時まで腰が引けていた児童も、強いふみ切りを意識することによって、上手に跳ぶことができるようになりました。
iPadアプリ「コソ練カメラ」を使い、跳び箱の練習をしました。
コソ練カメラは、撮影した映像を遅延させて表示させるアプリです。
遅延時間は任意に設定できます。本時は7秒の遅延に設定しました。
NHK for School の「はりきり体育ノ介」でポイントを確認した後、めあてを提示しました。
本時のめあては、「とびばこの遠くに手をついてとぼう」です。
子どもたちは列に並び、とび箱を跳びます。
着手位置が映るようにiPadを設置し、コソ練カメラで撮影します。
撮影した映像は、大型ディスプレイに表示させます。
跳んだ後は大型ディスプレイの前に進み、自分の着手位置を確認します。
このように、とび箱を跳ぶ→着手位置確認→列に並ぶ、の流れで次々に跳びます。
流れを止めずに次々に練習し自分で自分の映像を確認できたので、運動量の確保と思考力・判断力の向上が図れました。